第4回コミュタンサイエンスアカデミア Basicコースを開催しました!
2020年9月26日(土)コミュタン福島にて、第4回「コミュタンサイエンスアカデミア Basicコース」が開催されました!
サイエンスコミュニケーターの本田さんは、大阪府枚方市からリモートでの参加となりました。
今回のテーマは「放射線から身を守る方法を学ぼう-放射線はどうやって防ぐの?-」です。
オリエンテーションでは、前回からのミッションである「放射線について考えてみよう!」について、自分が調べてきたことを他のメンバーに報告しました。
今回は、「ふくしまサイエンスコミュニケーター養成講座」の皆さんとペアになって、「ペットボトル霧箱」を作りました!
完成品の見本を観察して、作成手順を相談しながら作りました。見本を分解して作り方をじっくり調べるペアもいれば、素早く作り上げてしまうペアもいました!
霧箱が出来上がったら、さっそく自然放射線を観察しました。
アルコールを入れた霧箱をドライアイスの上にのせて少し待っていると、「見えた!」、「見えない…」、「放射線の形が違う!」など様々な声が!
展示室では、「放射線ラボ」を見学しました。大型モニターで放射線を学ぶ「見える化ウォール」や大型霧箱で、放射線の基礎、放射線の種類、放射線防護の三原則などを学びました。
最後に、今日の実験の振り返りをしました。
放射線の飛跡がはっきり見えた霧箱もあれば、ほとんど見えなかった霧箱もありました。「どうして見えたのだろう?」「どうして見えなかったのだろう?」と、工夫した点や、見えなかった原因について意見を出し合いました。
また、放射線を防ぐ方法についても話し合いました。
今回は、ペットボトル霧箱の実験と展示見学を通して、霧箱の仕組みや放射線の基礎、そして放射線を防ぐ方法について学びました。完成品の見本をみながら自分でペットボトル霧箱の作成手順を考えるのは少し難しかったと思いますが、皆さん楽しそうに取り組んでいました。
次のミッションは「SDGs(持続可能な開発目標) について調べよう!」です。たくさんのアイデア、待ってます!
次回は、SDGsの講話を聴いて、SDGsと身近なくらしとのつながりについて考えます。
みんなで「科学のあたま」を育てていきましょう!