第7回ふくしまサイエンスコミュニケーター養成講座を開催しました!
2020年11月28日(土)第7回「ふくしまサイエンスコミュニケーター養成講座」が開催されました!
今回は、東京電力福島第一原子力発電所(以下、福島第一原発)の視察と、東京電力廃炉資料館の見学です。
東京電力廃炉資料館では、映像シアターや展示物で、原子力事故や原子力発電の仕組みについて学びました。原子力発電で使用される、燃料集合体の実寸大の模型も見ることができました。
福島第一原発の現状や、廃炉への取り組み、汚染水対策についてお話がありました。
また、この後の福島第一原発の視察に向けて説明がありました。
福島第一原発に到着しました。
構内に入り、原子炉建屋や、処理水を貯蔵するタンク、凍土遮水壁を造成するための凍結管などを、間近で視察しました。メンバーは、想像を超えたスケールに圧倒されていました。
福島第一原発の視察後、改めて東京電力廃炉資料館を見学しました。
廃炉作業での様々な技術や労働環境等について、より詳しく学びました。
今回、福島第一原発の視察を通して、現在の構内の状況を、自分の目で確かめることができました。大変貴重な体験でした。
また、福島第一原発への道中、草木が生い茂ってしまった田畑やバリケードが張られた民家が立ち並び、ふくしまが今もなお、復興の途上にあることを実感しました。
今後もサイエンスコミュニケーションの実践に向けて、学びを深めていきましょう!