第2回ふくしまサイエンスコミュニケーター養成講座を開催しました!

 2020年8月30日(日)コミュタン福島にて、第2回「ふくしまサイエンスコミュニケーター養成講座」が開催されました!テーマは「原子力災害とサイエンスコミュニケーションについて学ぼう -サイエンスコミュニケーションの基礎と役割とは?-」です。今回も福島大学の岡田先生を講師にお迎えしました。

 オリエンテーションでは、前回の振り返りをしました。
 前回の講座で学んだ「サイエンスコミュニケーション」とはなにか?、本講座で目指す「共同構築モデルのコミュニケーション」について、改めて岡田先生からお話がありました。

 コミュタン福島の「環境創造シアター」を題材として、本日1つ目のワークショップを行いました。
 まずは、環境創造シアターのシナリオを読んで、どのようなことを伝えたいのか考え伝える、感じたことをメモしました。その後、環境創造シアターの映像を実際に観覧し、気づいたことや印象に残ったことを整理して、グループで意見交換しました。

 本日2つ目のワークショップもコミュタン福島の「あゆみシアター」を題材としました。
 まずは、あゆみシアターの無声映像を視聴しました。映像にはどのようなナレーションがつくのか参加者がそれぞれイメージします。その後、グループ内で意見交換を行いました。

 意見交換の後は、ナレーションつきの映像を視聴し、無声映像からイメージした内容との違いを確認しました。
 その後、無音映像に合わせて、各自で考えたナレーションを発表しました。「自分の言葉で説明するのが難しい」、「自分では思いつかない言葉があった」などの感想がありました!

 本日最後のプログラムは、今後この講座を通して調べたいテーマについて考えることです。参加者それぞれが興味あること、展示見学などで興味をもったことなどを挙げていました。これからサイエンスコミュニケーションの実践に向けて自身のテーマについて更に掘り下げて調査していきます。

 今回は、2つのワークショップを通じて、「物事を伝えることの難しさ」を学びました。また、今後調査していくテーマを考えました。
 次回は「放射線について学ぼう―放射線の基礎を実験で確かめる―」をテーマに学んでいきます!